スローな日記

気ままに書きます(ほぼ飲み日記)

映画

とらばいゆ

独特の味があって面白い映画。 女流棋士の瀬戸朝香がサラリーマンの塚本晋也と結婚している設定は違和感あって不思議だが、それも徐々に慣れてくる。少なくとも、瀬戸朝香がスランプ続きで夫にあたっているところは、納得感がある。 妹役の市川実日子もまた…

椿山課長の七日間

西田敏行演じる椿山課長が、死後にちょっと(実質3日)だけ別の姿で復活して家族の意外な事実を知っていく、という物語。別の姿が伊東美咲というのもアンバランスさがあっていい。さらに、同じように復活した二人の物語も重なっていて、最後までずっと面白く…

ボーン・スプレマシー

記憶をなくした元CIAのエージェントをマット・デイモンが演じた「ボーン・アイデンティティー」の続編。 全編スリリングな展開が続くことは前作に近いが、こうまで執拗に過去を辿るものかな、と思いながら観た。アクションの連続なので飽きることが無いよう…

僕の彼女を紹介します

この映画は、 ...「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督とチョン・ジヒョンが再び組んだラブストーリー... ということだが「猟奇的な彼女」の方がはるかに面白いと思う。チョン・ジヒョンについても、この映画では(強そうではあるが)ごく普通の女性だっ…

涙そうそう

妻夫木聡と長澤まさみが上手くその役を演じている。物語自体は、特に台風後の悲劇に納得感があるとも思えないが、まあよくある展開か。幼い兄弟の苦労の場面があまり無かったのは意外だったが、それはそれでいいと思う。 「涙そうそう」は良い曲だが、(微妙…

ラスト・プレゼント

この映画、以前も観たと思うが何となくまた観てしまった(実は勘違いして録画したのだが)。 上手い脚本なんだと改めて感じた。悲しくても笑いを提供する「お笑い芸人」という主役の役割がいいのだと思う。 苦しんでいる人たちにも笑いを届けてあげて。それ…

おもひでぽろぽろ

27歳のOLタエ子が自分の過去(小学校5年生時代)の思い出を辿りながら淡々と進む展開だが、最後にエンディングテーマが流れているところで、ずっと鳥肌が立つような映画。 ただ、彼女が最後に選んだ道は本当に最後の選択肢に思えてならない。つまり、人生の…

深呼吸の必要

これもかなり良い映画。 原哲雄監督による、爽やかな青春映画の傑作。沖縄のさとうきびを収穫するアルバイトに応募したメンバーは過去さまざまなジレンマや傷を負っていたが、広大なさとうきび畑で働くうちに大切なものを掴んで行く。 ありきたりの物語にな…

フラガール

こんなに良い映画だと思わなかった。それが素直な感想。 最初は「常磐ハワイアンセンター(現在の「スパ・リゾート・ハワイアンズ」)」を題材にしたコメディータッチかと思ったが、実はかなりの感動ものだった。炭坑の町の再生の物語に個々人の静かな思いが…

バットマン ビギンズ

暗いイメージの残るシリーズものの始まりもやはり陰鬱が漂う。ただし「ティム・バートン、ジョエル・シュマッチャー監督」ではなく「クリストファー・ノラン監督」が作ったということもあり意欲的な作品にはなっている。 ただ、ポイントになると思われた「正…

バグジー

ギャングものかと思わせる前段だが、ラスベガスに現在のネオン輝く街の原型を作った「ベンジャミン・シーゲル」の半生でもあり、フラミンゴ・ラスベガス(ホテル)作りへの情熱が中心となっている。 この映画を観て、会社内での熱意ある展開を思い出した。必…

かもめ食堂

すごく日常的な生活をそのまま映画にしたような作品。ただし、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、といった「やっぱり猫が好き」な面々(だったかな?)の独特の雰囲気が凄く良くて、物語は平坦だが観ていて飽きることが無い。フィンランドのヘルシンキと…

鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸

3-1で鹿島の勝ち。 興梠慎三が2ゴールと最近の好調さを維持し続けている。田代有三も子供が産まれた記念ゴールになったし、最後の失点が余計だったが勝って良かった。 気になったのは、野沢拓也か。絶好の場面を何度か外してしまっていて、どうもブレイクし…

花田少年史

何かよく分からないが観てしまった。事故に遭い何とか死を逃れて以来、幽霊が見えるようになった少年が主人公。 面白かったのは、母親役の篠原涼子が若い時に街角で弾き語りをやっていたというエピソード。しかも、なかなか良い曲だった...という印象が一番…

the EYE(アイ)

実話をモチーツフトして話題となっていた映画。 幼い頃に失明し、20歳で角膜移植手術を受けたマンは視力を回復するが、以来、見えないものも見えるようになり…。 角膜移植で霊視が出来るようになる、という設定が面白い。最初はかなり怖い印象だが、徐々に普…

ゲッタウェイ

スティーブ・マックィーンが主演の逃走劇、という映画。 ちょっと間延びした感もあるが、こういった映画は最後の場面が印象的だ。真っすぐな道を未来に向かって進んで行く、というイメージ。そう言えば、これって他の映画に似ている...いや、このリメイク版を…

白銀に燃えて

簡単に言えば「犬ぞりレース」の映画。その主人公である青年の成長もちょっと絡めていることで、それなりに見応えのあるものとなっている。 ...家族の経済的な危機を救うために、カナダ・ミネソタ間のおよそ800キロを走破する犬ぞりサバイバル・レースに出場…

トランスフォーマー

作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、監督マイケル・ベイ、ということで先日観に行った。 映像が凄いので飽きることは無いが、物語性を期待出来る映画ではない。途中で”これはコメディかも??”と思わせるような流れもあって思わず笑ってしまった。 正直言…

アフリカンダンク

ケビン・ベーコンが主演のバスケットコメディとでも言うべき映画。 あるビデオで観たアフリカの若者のバスケットセンスに惚れて、NBAの選手としてスカウトに向かい...という展開。 じっと見続けるには途中ちょっと退屈になってくるが、最初の方でアフリカの…

ホーンテッドマンション

ご存知のように、ディズニーランドのアトラクションをモチーフにした映画で、子供と観るにはちょうどいいぐらいのもの。お決まりのように、最初は怖そうだが途中から安心して観られるものだと気がつく。 当然ながら、大人としてはディズニーファンで無い限り…

麻雀放浪記

若い頃の真田広之、大竹しのぶ、鹿賀丈史が新鮮な映画だが、阿佐田哲也のこの原作本は当時大ヒットしていた。映画が流行ったのかどうか記憶が無いが、前編白黒で戦後の雰囲気を醸しており、そこそこの出来になっている。ただし、奥が深いようで実はそれ程で…

釣りバカ日誌は寅さんだ...

いや〜、観れば観るほど「寅さん」になっている。日本各地の特色や女性の生き方も絡んでくる。現実的には浜ちゃんにはなれる人はほとんどいない(皆無?)のだが、これが日本の原点なのだろうか。

地下室のメロディー

アラン・ドロンとジャン・ギャバンが共演した映画。 出所した二人が組んで大金を狙うという展開で、特に最後のプールでのシーンが印象深い。 前編を通して「楽して儲けるよりも普通に働く方がいいのか」というテーマが微妙に流れている。三人組の一人が「俺…

ダニー・ザ・ドッグ

ジェット・リーが主演で基本はカンフー系アクション映画だが、ここに何故かピアノとかも絡んでいて違和感もあるが、実はなかなか面白い。 過去の記憶を徐々に思い出すということも映画の中心になっているが、単純な展開なのでスリリングというよりは安心して…

グリーンカード

ちょっと前の映画になるが、何故かその当時の紹介をかすかに記憶している。今はどうか知らないけど、米国の永住権を取ることに関しての話題が高まっていた時期の映画だったらしい。 今回見直してみて、結構地味な映画だが気楽に観るにはちょうど良いのかも、…

明日の記憶

記憶を徐々に失っていく物語は多い(かもしれない)。失われているものは、「記憶」であったり、「視力」であったり、「知力」であったりもするが。 前半は、ちょっと単純な展開だな、と感じたが、後半になって主人公が子供のように泣くところから俄然面白く…

プレステージ

1000円で観る機会があって、たまたま時間もちょうど良かったので映画館で観賞。 クリストファー・ノーラン監督、ヒュー・ジャックマン 、クリスチャン・ベイルらが主演。 騙しのプロフェッショナルが仕掛けあうトリック。 壮絶な攻防の末に明らかになる驚愕…

県庁の星

素直に面白い映画。 最初からかなり典型的な展開になっている。県庁のマニュアル主義・事なかれ主義と、民間(スーパー)の利益優先主義の問題を提示して、痛みとともにその改善がなされていく。 エリート県庁職員というのがこれほど明確に存在するのかと疑…

白と黒のナイフ

弁護士役のグレン・クローズが殺人犯容疑のジェフ・ブリッジズを弁護する法定物語で、緊張感を保ちつつ展開もそれなりに早いので観ていて飽きない。 本当に犯人なのかどうか、という疑問もずっと続く。あっさりと恋愛が絡んでしまうのはちょっと安易だと思う…

パイレーツ・オブ・カリビアン

何故か今まで全く観ていなかったが、話題性は高かったのでかなり期待していたが、ちょっと期待し過ぎたかも。もうすこしアドベンチャー色を強めて、思いっきりエンターテイメントに徹しても良かったと思う。 ただし、ジョニー・デップの存在感は際立っている…