スローな日記

気ままに書きます(ほぼ飲み日記)

県庁の星

素直に面白い映画。
最初からかなり典型的な展開になっている。県庁のマニュアル主義・事なかれ主義と、民間(スーパー)の利益優先主義の問題を提示して、痛みとともにその改善がなされていく。
エリート県庁職員というのがこれほど明確に存在するのかと疑問に思ったが織田裕二は相変わらず上手く演じている。柴咲コウもこういった独自の道を行くような女性が似合う。
最後に、例の開発案件の織田裕二のプランがああいった結果になるのはちょっと意外だったが、考えてみればその方がバランスがいいかもしれない。
好きな音楽を何度でも聞くように、特別に新しい感動は無くてありきたりの展開であっても安心して観てしまう、そういう映画の一つかな。
県庁の星 スタンダード・エディション