スローな日記

気ままに書きます(ほぼ飲み日記)

夜、帰りに歩きながら

雨がちょっとだけ降っていて、でも傘はいらない帰り道。本当にやりたいことをやらずに、結局は流されてきたツケが積もり積もっている、と考えていた。
色々と変化を求めた今年に、皮肉にも予想外の展開が待っていて、ここ最近ずっと陰を落としている。ここから抜け出すには新たな目標設定が必要だ。それに躊躇していて、ちょっと休憩が欲しいと感じている。
前向きにやるかやらないか、それがほぼ全てだと知っていながら成すべきことをせずに自らこの状況に入り込んでいる。
そして今、昔と同じようにジッドの”狭き門”を考えていた。

力を尽くして狭き門より入れ。
滅びにいたる門は大きく、その路は広く、之より入る者多し。
生命にいたる門は狭く、その路は細く、之を見いだす者少なし。

福音書からのタイトルは、進むべき希望と困難さを表して、つまりは常に自分を失わない強さを求めている。挫折するかもしれない道でも、やはりそこを進む過程が本来の生活に必要なのだろう。それは知っているはずだ。