スローな日記

気ままに書きます(ほぼ飲み日記)

21世紀に生きる君たちへ

昨日のフジテレビの「たけしの日本教育白書」の最後の方で、司馬遼太郎の「21世紀に生きる君たちへ」が紹介されていた。これは小学6年生向けに書かれたものである。
実際の内容は、"このページに記載"されているが、特に最初の方が興味深い。

ただ、さびしく思うことがある。私が持っていなくて君たちだけが持っている大きなものがある。未来というものである。
私の人生はすでに持ち時間が少ない。例えば、二十一世紀というものを見ることができないにちがいない。
君たちは、ちがう。...

21世紀に対しての希望を示しつつ、その後に時代とともに変わらない「自立」と「思いやり」について説いている。「自分に厳しく、他人にやさしく」を意識しながら訓練することで、たくましい自己が確立されていく。
基本的には、期待や希望が将来を作っていく、という感じがよく表されていると思う。そしてそれは自分自身に対しても何度も現れてくる真実の一つであるには違いないのだが。