スローな日記

気ままに書きます(ほぼ飲み日記)

その後のビリー・ジョエル

以前の日記で、Billy Joel「Songs In The Attic」について書いたことがあった。
これにいくつかコメント書いていただいて嬉しかったし、素晴らしいライブアルバムだったことを再認識出来た。そしてその過程でビリー・ジョエルの近況を教えてもらい、アルコール中毒での入院や、来年からのコンサート復帰を知った。


多くのアーティストは絶頂期しか記憶されないのかもしれないが、自分もビリー・ジョエルをずっと追い続けてはいなかった。絶頂期だった「An Innocent Man」以降は内省的なイメージの曲が多くなってきていたと思う。
「The Nylon Curtain」の時も雰囲気は重かったが、どちらかと言うと社会的なメッセージ色が濃く、力強い感じだった。しかし「The Bridge」からは、自分の内面に向き合っているようにも思える。曲作りの困難に突き当たって書いた”Code Of Silence”や、ジレンマのような激しさを感じる”Temptation”からもそれを感じる。
その後も「Storm Front」の中で名曲”Leningrad”が産まれていたりもするが、これも内省的な部分からの出てきたのかもしれない。


全く個人的な感覚だが、「Storm Front」の最後の曲”And So It Goes”からも自分の孤独と向き合う雰囲気が感じられる。

...
But if my silence made you leave
Then that would be my worst mistake
So I will share this room with you
And you can have this heart to break


And this is why my eyes are closed
It's just as well for all I've seen
And so it goes, and so it goes
And you're the only one who knows


So I would choose to be with you
That's if the choice were mine to make
But you can make decisions too
And you can have this heart to break
...



と、ちょっと地味目の日記になってしまったが、今後のBilly Joelには多いに期待したいと思う。どういった形にまた変化していくのか、楽しみにしている。


Storm Front
Storm Front