スローな日記

気ままに書きます(ほぼ飲み日記)

イノベーションだけでなく、生活におけるジレンマ

イノベーションのジレンマ」は仕事上の話ではあるが、通常の生活においても何か同じような感覚あるな、とか思いつつ上手くまとまらないので、それはそれとして。


どうもここ1,2年はごく普通の生活を送り過ぎているような気がする。
休みがあったからといって、何か納得感のある生活を送っているのではなく、普通の日常を普通に過ごしているだけで時間をつぶしているような感覚だ。それを考えると「忙しくて時間が無い」というのはあり得ないな、とか。


自分がまだ10代の頃には、成長して30も過ぎれば十分に人生を大人として過ごしているのではないかと考えていた。しかし、いくら成長しても結局は過去に考えるような未来が実現するとは思えない。常にどこか少年のような感覚が残っているし、到達点なんてそもそもあるのだろうか、と思える。
...これって何かに似ている。「夜空ノムコウ」か。


集団の中で自分の位置を確保して安定した生活を送るのがやはりベースになってしまう。しかし、その日常の中で自分自身の中の何かがどこか朽ちてきているような、その感覚が気になる。
生活上でもイノベーションとかがうまく起きないと、客観的に誰にでもあるような人生がずっと続くんだろう。
でも、そういった「平均のちょっと上」的な感覚が一番平和で幸福かもしれないし、大きなマイナス要因を自分から許容する勇気はないし、そもそもその納得感すら感じられなくなっている...ということも納得出来ない。