スローな日記

気ままに書きます(ほぼ飲み日記)

それでも僕はやってない

周防正行監督作品で、面白いと評判の映画が地上波でやっていたので録画して観た。
加瀬亮瀬戸朝香役所広司がテレビドラマのようにハマっている。途中だれることも少なくて良い映画だと思うが、想像していた程深いものではなかった。でもこの淡々とした感じがちょうどいいのかもしれない。
この映画の真髄は最後の被告人(主人公)の心の思いだった。自分のみが真実を知っている中で、誤った結論を出す裁判は一体なんなのだろう、という疑問だ。裁判の矛盾を明確に突き付けているこの最後のシーンは秀逸。

それでもボクはやってない スタンダード・エディション