スローな日記

気ままに書きます(ほぼ飲み日記)

自由だが窮屈な国

「ラジオ版学問ノススメ」で姜尚中さんのところが以下のようなテーマだった。

私たちは好きな服を着て好きな音楽を聴き、日々自由に生きています。しかし、そうでありながら常に行く先に不安を覚え、どこか息苦しさを感じているのも事実です。そんな世の中を生きていくために我々は何を考えどんな思いで日常を生きていけばいいのでしょうか?

実はこれから聴くという段階でもあるので番組での意見は現時点では不明だが、「自由だが窮屈」ということはつまり「本音」を言えない空気が社会に流れていて、それが息苦しさの原因になっている、という観点らしい。
結局、普通の生活において絶対的な価値観で生きることは困難で、相対的な価値観の中に安定性を求めてしまうのだろうと思う。これを解消するには自分自身に「自信」を持たなければならないのだが、自信というものが何に立脚しているのか、持たざる者には理解しがたい。分かりやすさのためにまた相対的な物差しが必要になり、場合によっては自信と引き換えに下流という自意識が発生し、ある側面からの格差社会が成立してしまう...と、酔った頭では何書いているか分かりにくくなっているので、ちょっと中断。
つまり多様化ということが本当にどう実現されるのか、ということをもう少し考えたかっただけ。