Google的な企業は日本に産まれない...は本当か
最近、どう考えても話題というか気になる企業は、GoogleとAppleだ。確かに楽天やライブドアも話題にはなるが、ちょっと気になる、という程度。
結局のところ、技術的なもの、というか我々に具体的にどういった製品を提供してくれるのか、が一番のポイントだと思う。その提供もずっと続く気がするし。一方、楽天やライブドアの行っているサービスは、強いて言えばユーザニーズに答える改善、という感じに思える。
日本の企業はもしかすると、”お客様の声”を聞きすぎるのかもしれない。我々がワクワクするような素晴らしい製品の原型を一般の我々は知らないので、企業に聞かれても答えられないと思う。それを提供された時に、気がつく事はたくさんある。でも形にならないものに対してうまくニーズを出すことは出来ない。当然と言えば当然だが、一般のユーザが出せるのは改善要望でしかない。
そういう意味では現代はユーザニーズに閉塞感がある状態なのかもしれない。
GoogleやAppleは自分たちの好きなものをどんどん出してくる感じがする。ユーザやライバルの想像と競って勝つ事が嬉しいのだろうと思う。
そして、日本の企業(別に日本だけじゃないけど)に同様の感覚を求めるのは難しいだろう。地道に結果の出る営業優位だから。つまり、営業が組織化されてうまく回れば回るほどお客さまの声を聞いて改善する。ところがイノベーションからは遠ざかる結果にもなる...のか本当に?
というようなことをちょっと考えたが、熟考せず、見直しもせずにメモとして記載。