リーダーの条件
NHKのプロフェッショナルで「人を動かす流儀スペシャル」と題して、チームを率いるリーダーたち言葉を特集している。いくつか気になった言葉。
- 問題児を排除しない。それが組織の力を生む(宮崎アニメを支えるプロデューサー:鈴木敏夫)
- 人を育てる極意は、「正反合」。あえて反対のものを置いて新しいもの(合)が出来る。勝ちが深堀される(清涼飲料でヒット連発:佐藤章)
- トップダウンのダウンが重要だが、必要性を説く必要あり。繰り返し熱く語ること(大手コンビニチェーンストア:新浪剛史)
- 共感が人を動かす(リゾート再生請負人:星野佳路)
そして、GoogleのCEOであるエリック・シュミットのインタビュー。とにかくポジティブな発言であるが、一般的な経営者の発言内容に感じる。ただし、リーダーについての意見で、
- 私の意見はこうだが、と言って誰かが異議を唱えるのを待つ。周りが全て自分に反対だったらそれに従う。集団の方が個人よりも賢いと考えている。
というのは集合知を重視するということで現在の潮流っぽいが、こう明確に言うとは思わなかったので意外だった。
今後のグーグルの方向性については「信頼される事を重視する」ということらしい。つまりユーザビリティの重視になるのだろうか。