スローな日記

気ままに書きます(ほぼ飲み日記)

周りとの緊張感を保っていることも重要

爆笑問題のニッポンの教養」という番組で、北大教授の山岸俊男氏(人間を”動物”という観点からとらえ直す研究を行っている)を訪ねて実験とかしていた。
番組自体はそれ程面白いとも思えなかったが、一つ記憶に残るのは

  • 日本人は個々人が自由な意思の下では自分勝手に動く傾向が米国とかよりも強いので、全体利益を優先させるためには周りからの罰則的な圧力が必要(...全く個人的な理解ですが)

というところ。ありきたりだが「恥の文化」とでも言うような周りとの牽制が最も重要だという特徴は否定出来ないだろうな、と思う。つまりアメリカはそれを分かった上でそういう交渉をしているのか...ということだけでも無いだろうけど。


何故か、この番組とは関係ないが「最近の若い者は」という批判の原点もちょっと気になった。つまり、年配の方が不満に思うことが多いのは、若者が周りとの緊張感を感じていないというところかもしれない。若者が自分勝手に振る舞うことで年配者自身を含めた全体利益が満たされない、ということに多いに不満を感じているのかもしれない。