スローな日記

気ままに書きます(ほぼ飲み日記)

パッチギ!

この映画は、どういったことなんだろう〜、と思いながら観てしまった。
井筒和幸監督は表現が上手いと思うが、感情移入がし難い作品だった。日本と朝鮮の溝を主張するようでありながら、一方では単純に(ある程度)痛快な青春映画でもあり、気持ちの持ちどころが難しかった。
出演者で言えば、沢尻エリカはあのぐらいの大人しめで良いと思うが、主人公の塩谷瞬はちょっと個性が弱いのではないだろうか。
テーマ曲である「イムジン河」のプロモーション映画という感じもするが、これによって泣ける程では無いし、喧嘩の場面とこの曲の相性もどうかな...と。
と言うことで、全体的に面白いのだが自分にとっては中途半端な映画かな。
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