スローな日記

気ままに書きます(ほぼ飲み日記)

今更ながらのロングテールとweb2.0

ロングテールamazonのような企業にとっての新しいモデルというよりは、個々人がアフィリエイトのようなサービスによって新たな収益機会を得ることが可能になる、ということが本質である。ただし、本当に個々人に収益が分配されるにはまだもう一山超える必要があるだろう。
最近までしきりに言われていたweb2.0は企業にとってのマーケティング用語に近いが、個人にとってのネット革命はその姿を未だ完全には現していない...いや、ドラッガー的に言えば「既に現れてはいるが、それが万人向けに上手く説明されていない」というのが正確だろうか。梅田望夫氏の「ウェブ進化論」やblog等で言われていることは非常に分かりやすく未来への可能性を感じるが、それは過去の出来事を、おそらくは年配の方向けに分かりやすく置き換えた説明でしかないと思う(それ自体も非常に素晴らしいのだが)。
では、我々は実際にどのようにこの「革命」に参加すべきなのか。結局は情報の「発信」が重要なポイントになると考えられる。「発信」し続ける力があるかどうか、またはそれを行い続ける何らかのモチベーションが持続されるのかどうか、blogの先にあるサービス(はてブ? SNS??の先でもあるか)での実現が妥当なスケジュールかもしれない。その時には「インターネット利用の裾野が広がって...」とか言われるのだろうか。全然違うのに。